地域メディア視点から見える地域課題と地域活性化のモヤモヤ

地域メディア視点から見える地域課題と地域活性化のモヤモヤ

観光協会が運営するサイトや個人・会社が運営する地域情報サイトのコンテンツは大体が地域内のお店の紹介や地域の観光・おすすめスポットで溢れています。

基本内容はポジティブなので見た目も良いのですが、果たしてこれが地域のためになるのでしょうか?

地域メディア運営に関わってましたが、地域の良い部分だけを伝え続けるだけで地域課題が解決できるのか?というのは前々から疑問に思います。

地域は解決されるべき課題で溢れている

地域に関わるとその地域が抱える問題が物凄く見えるようになります。どうしてかと言いますと、自治体職員、議員、同じく地域活性化、まちづくり等に関わる人達との交流機会が増えて、彼らと話すと

  • 存在意義の分からない委託契約や随意契約
  • 市民を動かせて成果物だけ誇らしげに大事にする自治体
  • 放置されている市民のクレーム(保育とかセクハラとか色々)
  • 報道レベルだけど上手に隠して報道されない市内学校教員の不祥事・いじめ
  • 主たる集客がイベントに頼っている自治体・市民

などなど、本当にこのまま地域メディアで良い部分だけ切り取って伝え続ければ良いの?と迷いが出てくるほど闇の部分を目にしたり、聞いたり、時には自身がその経験をしたりする事があります。

つまり、根本的に歪んだ土台の上であたかも平和の様に地域情報が伝えられているとも言えます。

力や発信力を持った人がネガティブな話を表ではしない

上記の課題は結構共通認識として地域に関わっている人たちも理解しているはずですが、集まる会議では大体が街の魅力を発信しようという議論だけで、その裏側で困っている地域の人が置き去りにされています。

観光協会なんてのは大体が地域の有力者や経営者が集まって作った組織なので解決する力がない訳ではありません。しかし本当に驚くことに、ネガティブな面に目を向けず、それを解決しようともせず、我々の地域は良い場所だ、だから観光を強化してもっと盛り上げようという方向ばかりにかじを切るのです。

こういった問題は自治体職員や議員による議会だけの話じゃなくて、地域のステークホルダー全員が解決しようと一斉に動かないと解決しません。今までほっといて解決した事例をあまり見たり聞いた事がありません。

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